故郷・佐渡島の「世界遺産の話題に負けないように」巨人の25歳右腕が新潟初登板で力投

AI要約

菊地大稀投手が故郷・新潟でプロ入り後初めての登板を果たす。力強い投球で連敗ストップに貢献。

昨季は1軍での登板が多かったが、今季は2軍での安定した投球が続いている。

佐渡島の世界文化遺産登録に触れ、「金山のように輝けるように」と1軍昇格を目指す決意を語る。

故郷・佐渡島の「世界遺産の話題に負けないように」巨人の25歳右腕が新潟初登板で力投

◆イースタン・リーグ オイシックス3―9巨人(30日・ハードオフ新潟)

 巨人の菊地大稀投手(25)が30日、プロ入り後初めて故郷・新潟での登板を果たした。イースタン・オイシックス戦(ハードオフ新潟)の7回に登板。味方の失策絡みで1回1安打1失点(自責0)だったが、力強い投球で連敗ストップに貢献。両親、兄が観戦する前で雄姿を見せ、「初めてこの球場で投げることができて楽しかった。点は取られたが、投げているところを見せられて良かった」と振り返った。

 昨季は1軍で50試合に登板したが、今季は登板なし。それでも2軍では20試合に登板して防御率0・44、15戦連続自責ゼロと安定した投球が続く。出身地の佐渡島では「佐渡の金山」の世界文化遺産登録が決定。1軍昇格を目指す右腕は「世界遺産になるということで本当に光栄。その話題に僕も負けないように、金山のように輝けるようにやっていきたい」と活躍を誓った。(小島 和之)