新潟県知事「ほっとした」 インドでの世界遺産委から帰国 佐渡金山を登録

AI要約

国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を決定したことにより、花角英世知事が帰国し、ほっとした気持ちを表明した。

登録後の課題として、景観などの適切な保存に関する問題や国や佐渡市との連携などが挙げられている。

観光への活用に関しては、金山を起点にして佐渡の魅力を訪れる人々に紹介し、環境づくりを進める意向が示されている。

新潟県知事「ほっとした」 インドでの世界遺産委から帰国 佐渡金山を登録

「佐渡島の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録を決定した国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に出席し、開催地のインド・ニューデリーから帰国した同県の花角英世知事は30日、県庁で「ほっとした」と語った。

登録後の課題については「景観など適切な保存で問題が起きる可能性がある」と指摘、「国や佐渡市と連携し、適切に対応したい」と述べた。

観光への活用では「金山をきっかけに佐渡を訪れた人が、佐渡の豊かな自然や食、伝統などに触れ、何度も訪れてくれるような環境づくりをしたい」とした。