本多灯、予選敗退に「頑張れないで終わっちゃった」首ひねる「守りに入ってしまったのかな」【パリオリンピク競泳】

AI要約

競泳ニッポンのエース、本多灯がパリ五輪の男子200メートルバタフライ予選で敗退。左足首の怪我の影響でスピードに乗れず、20位での終了に驚きを隠せない様子。

2月の世界選手権で金メダルを獲得した本多だが、怪我の影響で「守りに入ってしまったのかな」とコメント。心身のコンディションが整わず、自身の不甲斐なさを嘆いている。

けがや体調不良を否定しつつも、何が足りなかったのか考え込み、日本のエースとしての自負を失いながら敗退を受け入れる本多の姿が浮かび上がる。

本多灯、予選敗退に「頑張れないで終わっちゃった」首ひねる「守りに入ってしまったのかな」【パリオリンピク競泳】

◇30日 パリ五輪 競泳 男子200メートルバタフライ

 競泳ニッポンに激震が走った。2021年東京五輪の同種目で銀メダルを獲得した本多灯(22)=イトマン東進=が1分57秒30の予選22位で敗退した。スタート直後からスピードに乗れず、2組の最下位に終わった。日本のエースはまさかの予選敗退に「え…。何も感じなかった。ひたすら200メートルを泳いだ感じ。何でだろう。頑張れないで終わっちゃった」と何度も首をひねった。

 2月の世界選手権では金メダルを獲得したが、大会直前に左足首をねんざした。「やれることをやろうと思った。何が足りないのか…。どこかで無理かもと思っていたのかも。守りに入ってしまったのかな。何もかもが足りていない」。けがや体調不良を否定しつつ、心身のコンディションが一致しなかった。