郡山ボーイズ、東北大会で準優勝 初の大会3勝で躍進

AI要約

第22回日本少年野球東北大会が開催され、宮城仙北ボーイズが初優勝を果たした。準優勝は郡山ボーイズ。試合のハイライトや選手のコメントを含む。

郡山ボーイズは準決勝で麻生ボーイズに勝利し、宮城仙北との決勝戦に進出。選手たちの活躍や指導者のコメントが紹介される。

記事中には、郡山ボーイズの登録メンバーや過去の試合結果についても言及がある。

郡山ボーイズ、東北大会で準優勝 初の大会3勝で躍進

◆第22回日本少年野球東北大会 ▽準決勝 郡山ボーイズ(東北南)5―3麻生ボーイズ(神奈川) ▽決勝 宮城仙北ボーイズ(東北中央)3―2郡山ボーイズ(7月21日・仙台市民球場)

 16チームが参加した支部交流大会・第22回東北大会が20、21日に仙台市民球場などで行われた。4強には東北勢が3チーム進出。準決勝では夏の全国大会・第55回選手権大会(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)に出場する宮城仙北ボーイズ(東北中央)と白河ボーイズ(東北南)が激突。勝利した宮城仙北が初優勝を飾った。準優勝は郡山ボーイズ。

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 決勝で宮城仙北に惜敗し涙した郡山ナインだが、堂々の準優勝だ。準決勝の麻生戦では1点を追う3回1死二、三塁で4番・菅野航が中前に逆転の2点タイムリー。「みんながつないでくれた。活気づけることができてうれしい」と菅野航。4回からは斎藤主将がマウンドに上がり4イニングを1安打無失点に抑えた。

 4月の関東ボーイズリーグ大会では3回戦で強豪・狭山西武に0―1で惜敗。選手権大会予選は準々決勝で寒河江に敗戦。初めての大会3勝を挙げ斎藤主将は「悔しい負けをして、今回は何とか勝ちたかった。うれしい」と笑顔が広がった。

 郡山市議で多忙の大河原裕勝監督(57)に代わり采配を振るった村越弘幸コーチ(56)は「力がある代だが、なかなか結果は出なかった。“ほめ殺し”でのびのびやらせたのが良かったかな」と選手を頼もしそうに見つめた。

 【郡山ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※斎藤希吉朗、村松麟太郎、菅野航生、渡會龍成、渡部塁人、渡部一颯、橘澪音、菅野統心、浦住悠人、鈴木大翔、瀬谷輝昂、渡辺響

 ▽2年生 渡辺瑛太、大宮桜生、松井元輝、矢部宗泰