電波局員、警察名乗る電話…なりすまし800万円被害

AI要約

70代男性が800万円をなりすまし詐欺に遭い、郡山署が調査を行っている。

男性は電波局員や警視庁職員をかたる詐欺師により800万円を振り込まされた。

詐欺師はJAに金を預けている人が被害に遭ったと偽り、口座に金を移すよう要求していた。

電波局員、警察名乗る電話…なりすまし800万円被害

 28日午前、福島県郡山市の70代男性から「現金を振り込んでしまった」と郡山署に届け出があった。男性は現金約800万円をだまし取られており、同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。

 同署によると、3日午前10時半ごろ、男性方に電波局員を名乗る人物から電話があった後、警視庁の職員をかたる男から「JAに金を預けている人が詐欺被害に遭っている。別の銀行口座に金を移してほしい」と要求された。

 男性は電話や通信アプリ「LINE(ライン)」でやりとりして、16日午前10時ごろ、男が指定した口座に現金約800万円を振り込んだという。