第30回 世界少年野球大会 福岡大会始まる
第30回世界少年野球大会福岡大会が開幕しました。王貞治さんも出席しました。
大会は世界の子どもたちが参加し、福岡で5年ぶりに開催されます。
子どもたちは野球だけでなく、日本の文化体験も楽しむことができます。
記者
「世界各国の野球少年・少女たちが、ここ福岡に集結しています」
大野城市で7月29日、開幕したのは第30回世界少年野球大会福岡大会です。会場には大会の発起人である王貞治さんの姿もありました。
世界少年野球推進財団 王貞治理事長
「福岡は第二の故郷。やっと実現できてうれしい。(さまざまな体験は)子どもにとっは大きな土産になる。(福岡は)魅力のある県なので、こどもには楽しんでほしい」
この世界少年野球大会は1990年のアメリカ・ロサンゼルス大会がスタートで、当時の日米のホームラン・キング王貞治さんとハンク・アーロンさんが野球を通して世界の子どもたちの交流の輪を広げようと始めました。前回は2019年に福島県で開かれましたが、コロナ禍で中止が続いたため今回は実に5年ぶりの開催となります。
選手代表宣誓
「宣誓!私たち選手一同は、野球というスポーツの力を借りて、世界各国の友人と絆を深めることを誓います!」
大会に参加するのは福岡のこどもたちのほかアメリカや台湾、フィジーなど14の国と地域の少年少女です。大会のメイン会場は、大野城総合公園で県内では大川市や太宰府市など合わせて9つの市や町で子どもたちを受け入れます。
また大会期間中、子どもたちは野球のほかに日本の文化体験なども行うということです。
参加した児童
「外国人との交流で英語を覚えることもできてとてもうれしい」
参加したドイツ人
「野球の観戦をしたり日本の文化を体験したりするのが楽しみ」
世界少年野球推進財団 王貞治理事長
「しっかり野球をして、たくさん友達をつくってほしい」
この大会は来月5日まで開かれます。