【卓球】平野美宇が快勝発進「やっとつかんだ切符」シングルス初戦 21年東京大会は団体戦のみ
AI要約
初の個人戦出場となった平野美宇が初戦を4-0で勝利し、楽しみな気持ちと緊張感を持って臨んだことを示した。
16年リオデジャネイロ大会は補欠、21年東京大会は団体戦のみの出場だった平野が、約2年間の過酷な選考レースを勝ち抜いて個人戦の代表切符を手に入れたことに重みを感じている。
平野は1戦目を取ったことを喜びつつも、自分の真の目標はまだ先にあるとし、一つずつ勝利を積み上げてメダルを目指す意気込みを示した。
＜パリオリンピック（五輪）：卓球＞◇29日◇女子シングルス1回戦◇パリ南アリーナ
【パリ＝松本航】初の個人戦出場となった平野美宇（24＝木下グループ）が初戦を突破した。
ピッコリン（イタリア）に4－0（11－9、11－5、11－5、11－7）で勝利。今大会初戦を順調な形で制し「やっとつかんだシングルスの切符で、すごく楽しみな気持ちと緊張感がありました。最後まで準備したところをしっかり出せました」と手応えを示した。
16年リオデジャネイロ大会は補欠、21年東京大会は団体戦のみの出場。約2年間の過酷な選考レースを勝ち抜き、つかんだ個人戦の代表切符には重みがある。
「1戦目を取れたのはすごく良かったけれど、自分が目指しているのは、ここではない。1回ずつ勝って（メダルに）たどり着けるように頑張りたいです」
平野のパリ五輪が始まった。
