なんとクラレッサ・シールズが世界5階級制覇!ヘビー級で豪快KO勝利

AI要約

米国ミシガン州デトロイトで行われたプロボクシングで、クラレッサ・シールズがWBC女子世界ヘビー級タイトルマッチに挑戦し、2Rで相手をKO勝利。5階級制覇を達成した。

ファンはシールズの圧倒的な強さに驚嘆し、「史上最高」「誰も敵わない」と絶賛。

シールズは過去の実績もあり、女子ボクシング界での存在感を高めている。

なんとクラレッサ・シールズが世界5階級制覇!ヘビー級で豪快KO勝利

 7月27日(土・現地時間)米国ミシガン州デトロイトで行われたプロボクシング[WBC女子世界ヘビー級タイトルマッチ][WBO女子世界ライトヘビー級王座決定戦]では、世界3階級制覇王者のクラレッサ・シールズ(29=米国)がWBC王者に挑戦し、2Rに3度のダウンを奪い、豪快KO勝利。この試合2つの王座を奪取したシールズは、5階級制覇を達成。

 相手が仰向けにKO負けする豪快シーンにファンは「まさに史上最高」「誰も敵わない」と驚嘆の声を上げている。

 シールズは2012年ロンドン五輪、2016年リオ五輪と2大会連続で女子ボクシングミドル級の金メダルを獲得。リオ五輪後にプロに転向し、世界ミドル級4団体統一と3階級制覇王者となった女子ボクシング界のパウンド・フォー・パウンドだ。 

 

 今回はWBC女子ヘビー級王者ヴァネッサ・ルパージュ=ジョアニス(29=カナダ)への挑戦と、空位のWBO女子世界ライトヘビー級王座のタイトルを懸けての試合だった。

 

 1Rには互いに様子見も、シールズがジャブで優勢。2Rになるとシールズが一気にギアを上げ、連打からの強烈な右フックで相手を倒す。

 立ち上がった相手に、シールズはまたも容赦ない右フックで2度目のダウンを奪う。

 

 なんとか立ち上がった相手だが、シールズが駆け寄ると右オーバーハンド!3度目のダウンを奪い、シールズが見事にKO勝利した。

 これでシールズは史上初の女子プロボクシング”5階級制覇”を達成。

 今後ヘビー級で戦い続けるかとの質問にシールズは「ヘビー級は厳しい戦いになるが、自分でもびっくりするほど強くなっている。新たな力はいい感じよ」と好感触。

 12月に次のヘビー級タイトル戦が予定されているが「どの階級でも戦えるが、10日以内に決める」と前向きに検討するとした。