智辯和歌山が近大新宮を退け、甲子園出場を果たす
松嶋祥斗の適時打で先制し、追加点を重ねる
渡辺颯人の好投と中西琉輝矢のリリーフで勝利を収める
＜第106回全国高校野球選手権和歌山大会：智辯和歌山4－2近大新宮＞◇29日◇決勝◇紀三井寺公園野球場
智辯和歌山は、甲子園初出場を狙う近大新宮を退けて、2年ぶり27度目の甲子園切符をつかんだ。
前半は相手の小刻みな投手リレーに抑えられ無得点だったが、0対0で迎えた6回に松嶋 祥斗内野手（3年）の適時打で1点を先制。その後も追加点を挙げて試合を支配した。9回相手の反撃で2点差まで詰め寄られたが、昨年夏、和歌山大会初戦で敗れたところからスタートしたチームが、大きく成長した姿を見せつけて勝ち切った。
先発の渡辺 颯人投手（2年）は8回まで無失点に抑える好投。9回には2点を許し完投はできなかったが、2番手で登板した中西 琉輝矢（3年）が後続を断ち切って頂点をつかんだ。
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