日本女子の初戦はポーランドの高さに屈す 古賀紗理那「私たちのスパイクミスが多かった」/バレー

AI要約

日本はポーランドに逆転負け、第3日のバレーボール女子1次リーグB組でスタートダッシュに失敗した。

ポーランドのブロック力に対抗できず、攻撃が阻まれ続けた日本は、次戦で勝利を目指す。

ブロック得点の差や次戦の重要性を考えると、日本は集中力を高めて臨む必要がある。

日本女子の初戦はポーランドの高さに屈す 古賀紗理那「私たちのスパイクミスが多かった」/バレー

パリ五輪第3日・バレーボール女子1次リーグB組 ポーランド3―1日本(日本時間28日、パリ南アリーナ)2012年ロンドン五輪以来のメダルを目指す世界ランキング7位の日本は同4位のポーランドに1-3で逆転負け。第1セットは古賀紗理那(28)=NEC=らの攻撃が効いて先取したが、第2セット以降は相手の高いブロックに攻撃を阻まれ、高さを生かした攻撃を止められなかった。第2戦は8月1日に同2位のブラジルと対戦する。

3大会ぶりのメダルへスタートダッシュを決めたかった日本だが、狙いは外れた。主将の古賀が肩を落とした。

「私たちのスパイクミスが多かったかなという感じです。(ブロック)シャットの本数が多かったのも、フォローできなかったのが敗因」

4大会ぶりの五輪となるポーランドが場慣れしないうちにたたこうと、真鍋政義監督は「初戦が非常に大事。最大集中したい」と話していた。その通り、第1セットは中盤に古賀らの強打で連続得点して追いつくと、終盤には宮部のサーブで崩して一気に差を広げる、狙い通りの展開で先取。しかし第2セット以降は相手の高さに屈した。

ブロック得点は日本の5に対してポーランドは14。中でも身長2メートルのMB、コルネルクには8本のブロックシャットを献上した。コルネルクの速攻も止められず、アタックでは12点を奪われた。

決勝トーナメント進出には2勝したいところ。第3戦の相手、世界ランク20位のケニアに勝つのは前提として、ポーランドか、次戦で当たる同2位のブラジルの、どちらかに勝っておきたかったが…。古賀は試合後、仲間に「次、次」と切り替えを促していた。(八木拓郎)