敗れたマリは「悔やむしかない」 意外な“10-16”…現地メディア「日本は効率的だった」

AI要約

U-23日本代表はパリ五輪グループリーグ第2戦でマリ代表に1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を果たした。メディアは日本の効率的なプレーを称賛している。

日本はマリよりも少ないシュート数から決定機を生かし、枠内シュートを活かして勝利。マリはチャンスを生かせず悔しい結果となった。

記事では日本の現実的なプレースタイルと山本理仁の活躍を取り上げつつ、マリの未熟な部分も指摘している。

敗れたマリは「悔やむしかない」 意外な“10-16”…現地メディア「日本は効率的だった」

 パリ五輪に出場しているU-23日本代表は現地時間7月27日、グループリーグ第2戦でマリ代表に1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。2試合連続の完封勝利を挙げたことに、五輪開催地のフランスメディア「SUDOUEST」は「日本はマリよりも効率的だった」と報じている。

 この試合、日本のシュートが10本だったのに対し、マリは16本のシュートを放っていた。後半18分にディアラに決定的なシュートを放たれたが、GK小久保玲央ブライアンがセーブ。後半アディショナルタイムにもPKを与えてしまったが、シュートは左の枠外へと外れて救われた。

 記事では「スピードがある一方で決定力に欠けたゲームの中で、7月27日のボルドーでは日本の方がマリよりも現実的であり、準々決勝に進んだ」とし「マリのGKディアラのクリアし損ねたアドバンテージを生かしたのは、すでにパラグアイとの試合でもゴールを挙げた山本理仁だった。右サイドを突破した細谷からのボールを仕留めた。日本による、この試合2本目の枠内シュートが日本を準々決勝に導いた」と、日本が少ない決定機を生かしたと伝えている。

 そして、敗れたマリについても「カウンターを仕掛けるために、低いポジションをとったマリは、ディアラが後半16分の1対1のチャンスを決められず、ドゥンビアの同26分のヘッドもポストに嫌われた。そしてPKは? マリの選手たちは悔やむしかないだろう」と、日本と対照的に決定機を生かせなかったことを報じている。