なでしこジャパン・南萌華「バタバタしていたから開幕式は見ることできなかった」 ＴＧＶ使えず急遽バス移動
AI要約
南萌華選手がブラジル戦に向けて意気込みを語り、チームの困難な移動状況について述べた。
チームはスペイン戦の敗北から一夜明けてパリに移動し、清水梨紗選手の負傷に対処している。
田中美南選手が梨紗選手の分までメダル獲得に向けて奮闘すると誓った。
女子日本代表「なでしこジャパン」のＤＦ南萌華（２５）＝ローマ＝が２７日、オンラインで取材に対応。２８日（日本時間２９日午前０時開始）の１次リーグＣ組第２戦・ブラジル戦に向けて意気込みを示した。
「移動もあり体はきついけど、日本人の粘り強さ、タフさで次の試合も一つになって全力でぶつかっていきたい」
１―２で敗れたスペイン戦から一夜明けた２６日、チームは第２戦会場のパリへ高速列車ＴＧＶで移動する予定だった。ところが、ＴＧＶの路線網破壊行為が発生し、約４時間のバス移動を余儀なくされた。
途中で２時間ほどの休憩を取りながらパリに到着。南は「バタバタしていたから開幕式は見ることできなかった。何が起きるか分からない。対応していかないといけない」と気を引き締めた。
スペイン戦でＤＦ清水梨紗（２８）＝マンチェスター・シティー＝が右膝を負傷し、チームを離脱した。オンライン取材にＦＷ田中美南（３０）＝ＩＮＡＣ神戸＝は「大きな舞台に懸けていたと思う。梨紗の分もメダルを取る」と奮闘を誓った。
