照ノ富士 千秋楽は過去6勝0敗の琴桜戦 2敗に後退 V10は持ち越し 隆の勝に速攻で寄り切られる

AI要約

横綱・照ノ富士が3敗の平幕・隆の勝に寄り切られ、優勝が持ち越される

照ノ富士と隆の勝の2人による優勝争いとなり、千秋楽で決着する

照ノ富士は取材対応を行わず、審判長は隆の勝の力強さを称賛

照ノ富士 千秋楽は過去6勝0敗の琴桜戦 2敗に後退 V10は持ち越し 隆の勝に速攻で寄り切られる

 ◇大相撲名古屋場所14日目(2024年7月27日 ドルフィンズアリーナ)

 1敗の横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が3敗の平幕・隆の勝(29=常磐山部屋)に寄り切られ、今年初場所以来3場所ぶり、通算10度目の優勝は千秋楽に決定が持ち越された。

 優勝は2敗・照ノ富士と3敗・隆の勝の2人に絞られた。千秋楽の対戦相手は照ノ富士が琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)、隆の勝は大の里(24=二所ノ関部屋)に決まった。

 取組後、照ノ富士は初黒星を喫した11日目に続いて取材対応しなかった。粂川審判長(元小結・琴稲妻)は「あっけなかった。隆の勝の下からの当たりがよかった」。一方、照ノ富士については「立ち合いが受けていた。疲れがあるのでしょう」と印象を語った。

 千秋楽の対戦相手、琴桜とは幕内の本割では過去6勝0敗。ただ、初日からの10連勝で、13日目にも優勝決定の可能性があったが、思わぬ展開になった。