「日本に完璧なリベンジだ」なでしこ撃破で雪辱!スペインのメディアは意気揚々「藤野のゴールは役に立たず」【パリ五輪】

AI要約

日本女子代表がスペインに逆転負けを喫し、黒星発進となった。

スペインはワールドカップでの敗北に対するリベンジを果たし、意気揚々。

次戦は日本がブラジル、スペインがナイジェリアと対戦する。

「日本に完璧なリベンジだ」なでしこ撃破で雪辱!スペインのメディアは意気揚々「藤野のゴールは役に立たず」【パリ五輪】

 相手国のメディアは意気揚々だ。

 池田太監督が率いる日本女子代表は現地7月25日、パリ五輪のグループステージ第1戦でスペインと対戦。昨年の女子ワールドカップを制した世界王者に1-2の逆転負けを喫した。

 開始13分に藤野あおばのFK弾で先制した日本は、しかし22分にアイタナ・ボンマティのゴ―ルで失点。68分に右SBの清水梨紗が負傷交代するというアクシデントがあったなか、74分にマリオナ・カルデンティの一撃で勝ち越し点を献上し、黒星発進となった。

 一方、女子W杯で0-4の惨敗を喫した相手へのリベンジを達成し、スペイン側は意気揚々だ。

 全国紙の『AS』は「アイタナとマリオナは不滅。バロンドール受賞者とバレアレス諸島のストライカーのゴールにより、スペイン代表はオリンピック初戦で日本に勝利し、リベンジを果たした。フジノのゴールは何の役にも立たなかった」と伝えている。

「フジノのFK弾をアイタナ・ボンマティとマリオナ・カルデンティのゴールで乗り越え、ワールドカップで0-4と敗れた日本に対して完璧なリベンジを果たし、初戦で勝利を収めた」

 記事は「最後の数分は苦しい展開だったが、試合終了のホイッスルが鳴り、初勝利をもたらした。スペイン女子代表の18名に4名を加えた選手たちは、すでに歴史的な存在となっている。栄光が目標だ」と続けている。

 次戦、日本はブラジルと、スペインはナイジェリアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部