エース武村晴輝18歳「バーステー勝利」綾羽、無敵の近江にコールド勝ちで6年ぶり決勝/滋賀

AI要約

綾羽が5連覇中の近江をコールド勝ちし、6年ぶりの決勝進出を果たす。

打線が活躍し、北邑流星内野手の左適時三塁打などで点差を広げる。

18歳の誕生日の誕生日だったエース武村晴輝投手が無敵の近江打線を封じる。

エース武村晴輝18歳「バーステー勝利」綾羽、無敵の近江にコールド勝ちで6年ぶり決勝/滋賀

<高校野球滋賀大会:綾羽9-2近江(7回コールド)>◇25日◇準決勝◇マイネットスタジアム皇子山

 綾羽が大会5連覇中の近江にコールド勝ちし、6年ぶりの決勝進出を決めた。

 初回から打線がつながった。四球と安打などで1死二、三塁のチャンスをつくると4番横井川友輝内野手(3年)が2点の先制打。1点リードの5回には、1死二、三塁から北邑流星内野手(3年)の左適時三塁打で点差を広げた。2点リードの7回には打者10人の猛攻で5点を奪い、県内無敵の近江に大勝した。

 投げては、この日が18歳の誕生日だったエース武村晴輝投手(3年)が快投。父からの「バースデー勝利をあげてこい」の言葉を力に変え、最速143キロの真っすぐと80キロ台のカーブで緩急をつけ、近江打線を6安打に封じた。

 決勝は春王者の滋賀学園が相手。「春は打たれてしまったんで、その反省をいかしたい」とリベンジに燃える。金星をあげた綾羽ナインが勢いそのままに、初の甲子園を奪いに行く。【斉藤龍平】