【尼崎ボート ルーキーシリーズ第10戦 優勝戦】定松勇樹が貫禄のV 視線はもう師走のグランプリ

AI要約

定松勇樹がボートレース尼崎で優勝し、快勝を収めた。

負傷から立ち直り、落水失格のリベンジを果たした定松。

ペラ交換のトラブルを乗り越えて、王道を進んだ定松の挑戦。

【尼崎ボート ルーキーシリーズ第10戦 優勝戦】定松勇樹が貫禄のV 視線はもう師走のグランプリ

 ボートレース尼崎のスカパー!・JLC杯「ルーキーシリーズ第10戦」は25日、第12Rで優勝戦を行い、定松勇樹(23=佐賀)がインから押し切って快勝。今年3度目、通算11度目、尼崎では初の優勝を達成した。

 まさに負けられない戦い。6月尼崎SGグランドチャンピオンの1走目に落水失格(選外)で負傷帰郷となった定松。悔しさを胸に刻んで臨んだ今節だった。

 「負けられなかったのでホッとしています」。5月多摩川オールスターで21世紀生まれとして初のSG覇者に輝いた。しかし、直後に待っていた落とし穴。今回、見事リベンジを果たした。

 今節も決して順風満帆ではなかった。2日目に新ペラ交換となった。凄い足だったけどペラが割れてしまって…。お客さんに申し訳なかった」。そこから立て直して王道を進んだ。

 「記念は挑戦者、ルーキーシリーズは負けられない気持ち。(GPに向けては)そこしか見ていないので。奇跡でいいので黄金のヘルメットをかぶりたい」。最後はアロハポーズで喜びを表した。