西武の「シン・カリブの怪物」育成のガルシアが支配下契約 渡辺久信監督代行「どんな成長を見せてくれるか楽しみ」

AI要約

西武はイースタン・リーグで活躍した育成選手のアンソニー・ガルシア外野手と支配下選手契約を結んだ。

ガルシアは大柄なスイッチヒッターで、ファームでの活躍が期待されている。

球団はガルシアの長距離砲としての才能に期待し、ガルシアも左のホームランバッターとして活躍を目指す意気込みを見せている。

西武の「シン・カリブの怪物」育成のガルシアが支配下契約 渡辺久信監督代行「どんな成長を見せてくれるか楽しみ」

 西武は25日、育成のアンソニー・ガルシア外野手(23)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は78。球団によると外国人の育成選手で支配下入りしたのは、2014年のアブナー・アブレイユ以来2人目。

 今年入団したドミニカ共和国出身のガルシアは198センチ、115キロの大柄なスイッチヒッター。イースタン・リーグで32試合に出場し、打率2割1分6厘ながら3本塁打、10打点をマークした。3月の春季教育リーグ・楽天戦ではファーム本拠地カーミニークフィールドの右翼にある高さ約20メートルの防球ネットを越え、球場奥の若獅子寮の壁を直撃する推定150メートルの豪快弾を放った。西武は打撃不足に悩むだけに、ファンからは「シン・カリブの怪物」や「ロマン砲」として期待されていた。

 渡辺久信ゼネラルマネジャー兼監督代行は「長距離砲なので打撃に期待しています。まだまだ発展途上の選手ですが、支配下選手としてここからどんな成長を見せてくれるか楽しみ」と期待。ガルシアは支配下入りに「とにかく驚きましたし、何よりもうれしいです。両打ちですが、特に左のホームランバッターとして、活躍できるようがんばります」と意気込みを語った。