U-23日本代表に完敗…パラグアイ代表指揮官が称賛「日本はとても縦に速く、スピードがあり、力のあるチーム」

AI要約

U-23パラグアイ代表がU-23日本代表に0-5で完敗。退場者が早く、数的不利に陥るとともに日本の速さに苦しむ展開だった。

ハラ監督は日本チームの速さと力に言及し、センターフォワードを起用しなかった理由も明かした。次戦に向けてポジティブな面を強調。

チームは痛手を受けたが、立て直しの方法を知っており、攻撃の停滞を乗り越えるために前向きな姿勢を示す。

U-23日本代表に完敗…パラグアイ代表指揮官が称賛「日本はとても縦に速く、スピードがあり、力のあるチーム」

U-23パラグアイ代表のカルロス・ハラ監督は、完敗を喫したU-23日本代表戦後にコメントした。

24日に行われたパリオリンピック・グループD初戦でパラグアイは日本と対戦。19分に先制点を許したパラグアイは、直後にワイルダー・ビエラが退場となり、早々から数的不利に。それでも前半を0-1で折り返したパラグアイだが、後半に入ると4失点を喫し、最後まで反撃できないまま0-5で日本に敗れた。

銀メダルを獲得した2004年大会以来となる20年ぶりに出場を果たしたオリンピックで初戦から大敗を喫したパラグアイ。試合後にハラ監督は早々から数的不利に陥ったことや日本チームについて語った。その様子をパラグアイ『ABC』が伝えた。

「退場者がとても早い時間帯に来てしまった。これで我々は少しばかり軸を失ってしまった。日本はとても縦に速く、スピードがあり、力のあるチームだった。我々は軸を失ったのだからこのようなことが起きてしまった。彼らにスペースを残してしまい、裏へのパスはとてもダメージを与えるものだった」

また、センターフォワードを起用せずにこの一戦に臨んだ理由について「日本は飛び出し、スペースを作る速いチームだ。オフェンスの4選手はボックス内にいなかったが、とても速かった。いくつかの場面で我々にはアドバンテージがあったが、一貫性がなかった」と話したカルロス・ハラ監督は、次戦に目を向けた。

「我々の悪いところが出てしまった。攻撃もしていたが、退場者が出た後に我々の攻撃は止まってしまった。しかし、このチームは複数の痛手の後、どのように立て直すかを知っている。ネガティブな面ではなく、ポジティブな面を重要視したい」