[U-23日本代表のパラグアイ戦スタメン予想]集大成を見せられるか! 重要な初戦はフランス戦がベースか。左SBは半田が負傷で...【パリ五輪】

AI要約

U-23日本代表はパリ五輪のグループステージ第1戦でU-23パラグアイ代表と対戦する。勝利して勢いに乗りたい重要な初戦に、大岩剛監督はベストメンバーを送り出すかもしれない。

大岩監督は、フランス代表との強化試合を経て、今回の試合のメンバーには信頼の置ける選手を起用する方針のようだ。各ポジションごとに選手の特徴や期待されるプレーが述べられている。

試合前の情報や選手状況を踏まえ、オリンピック初戦のスターティングメンバーは、小久保玲央ブライアンや藤尾翔太などが注目されている。

[U-23日本代表のパラグアイ戦スタメン予想]集大成を見せられるか! 重要な初戦はフランス戦がベースか。左SBは半田が負傷で...【パリ五輪】

 U-23日本代表は現地7月24日、パリ五輪のグループステージ第1戦でU-23パラグアイ代表と対戦する。

 56年ぶりのメダル獲得へ。この世代にとっての集大成となるオリンピックがついに始まる。勝利して勢いに乗りたい重要な初戦に大岩剛監督はベストメンバーを送り出すのではないか。

 17日に行なわれたU-23フランス代表との強化試合では、なかなか攻撃の糸口を見つけられなかったが、大崩れすることはなく、金メダル候補相手に1-1でドロー。課題も収穫もあったが、まずまずの出来で、このゲームのメンバーをベースに挑むと予想した。

 システムは4-3-3でGKは小久保玲央ブライアンで確実か。今年4月のU-23アジアカップで好セーブを連発し、チームを勝利に導いた小久保が、五輪でも正GKを務めそう。

 右サイドバックは関根大輝。上背のあるパラグアイに対し、187センチの長身を活かし、相手のクロスをはね返す強さは日本の武器に。攻撃での鋭いクロスも効果的だ。

 センターバックの一角は19歳・高井幸大か。フランス戦では持ち味の縦パスや持ち運びは見せられなかったが、あれから1週間、フランスでトレーニングを重ね、コンディションも上がってきているはず。カバーリング能力、身体の強さを駆使して守備での安定感も発揮したい。

 その相棒を務めるのは木村誠二。西尾隆矢と悩んだが、攻守で空中戦を得意とし、フランス戦でも上々のパフォーマンスだった木村を推したい。

 左サイドバックは当初、半田陸を予想していたが、負傷によりパラグアイ戦の前日練習を欠席。これにより同ポジションを主戦場とし、運動量も豊富な大畑歩夢を配置した。半田の出場が難しくなったなか、大畑に疲労の色が見えた際、指揮官はどんな采配を見せるか。

 アンカーは藤田譲瑠チマで決まりだろう。セカンドボールをことごとく拾い、攻撃に繋げる頼れるキャプテンの存在は、重要な試合でこそ必要不可欠だ。

 インサイドハーフは、視野が広く、精度の高いラストパスで決定機を演出できる山本理仁と、三戸舜介か。三戸はウイングでもプレー可能なため、状況によっては試合中にポジションを変えて、相手を混乱させられる。

 右ウイングには平河悠。ここまでのトレーニングでも、右サイドから効果的なクロスを上げるシーンが何度かあり、コンディションは良さそう。フランス戦では終盤に左サイドへ移動しており、パラグアイ戦でもポジション変更はありそう。

 

 左ウイングの斉藤光毅は、フランス戦ではなかなか自身の武器である突破を見せられなかったが、ここ数日の練習で調子が戻ってきた印象だ。

 そして1トップは藤尾翔太。力強いボールキープに加え、ゴール前に飛び込んで仕留める、類まれなゴールへの嗅覚をここで発揮したい。エースの細谷真大は、後半の投入と予想する。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)