U-23日本の初戦、パラグアイは「ダークホース」と英メディアが評価 「1-1」とスコア予想した理由を解説【パリ五輪】

AI要約

U-23日本代表はパリ五輪のグループステージ第1節でパラグアイと対戦する。直近のテストマッチで日本の調子が良好なのに対し、パラグアイは勝利を挙げられないまま大会に臨む。しかし、過去の対戦成績や実績からパラグアイの強さを見逃せない。

日本は前線の起用法に注目し、パラグアイはフリオ・エンシソを警戒。見事な予想として、『Sports Mole』は試合結果を1-1で予想している。

果たして日本とパラグアイ、どちらが勝利を掴むのか。注目の一戦が始まる。

U-23日本の初戦、パラグアイは「ダークホース」と英メディアが評価 「1-1」とスコア予想した理由を解説【パリ五輪】

 大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間7月24日、パリ五輪のグループステージ第1節でパラグアイと対戦する。この注目の初戦を英メディア『Sports Mole』が展望している。まず着目したのが、大会直前に行われたテストマッチだ。

「日本は6月にアメリカを2-0で下し、7月18日にはフランスと1-1で引き分けた。とりわけ、優勝候補の一角とされる開催国との一戦では多くの収穫を得たようだ。一方のパラグアイは7月、フランスに1-4、アメリカに0-1で敗れ、ウクライナと2-2のドロー。直前の強化試合に一度も勝てないまま大会を迎える」

 現在の調子では日本に分がありそうだが、同メディアは過去の対戦成績と実績からパラグアイの強さをこう紹介している。

「パラグアイがオリンピックに出場するのは、2004年のアテネ大会で銀メダルを獲得して以来3度目。偶然にもこの大会のグループステージ開幕戦では日本を4-3で下している。そして現在のパラグアイは予選でアルゼンチンやブラジルを下した南米王者。指揮官は2004年にパラグアイを銀メダルに導いたカルロス・ハラ・サギエル監督だ」

 南米王者撃破に向けた日本の注目ポイントは前線の起用法。フランス戦では藤尾翔太が先発し、後半開始から細谷真大と交代したが、「フジオが右サイドに回り、ホソヤを前線で起用する可能性がある」と同メディアが予想している。

 一方でパラグアイの警戒プレーヤーはフリオ・エンシソ。「ブライトンに所属するスター」(『Sports Mole』)は、スキルフルでスピーディなアタッカーで、A代表としてコパ・アメリカにも参加した実力者だ。ファブリツィオ・ペラルタの負傷を受けて追加招集され、大会直前のウクライナ戦にも出場した。

 なお、『Sports Mole』による日本対パラグアイのスコア予想は1-1。理由は「パリ大会のダークホースとなる可能性を秘めたパラグアイだが、グループステージで最も厳しい試練として直面するのは間違いなく日本戦。この2か国に差はほとんどなく、接戦が予想される」とのことだが、果たして結果はどうなるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]