米大リーグ選手会と協力 基本合意書を締結―プロ野球選手会

AI要約

労組日本プロ野球選手会は、米大リーグ選手会と相互協力の基本合意書を締結したと発表した。

MLBPAのトニー・クラーク専務理事が出席した札幌市内での臨時大会では、強い味方が増えたとして、今後の選手会活動にプラスになると述べられた。

MLBPAは米国で「最強の労組」と評される組織であり、選手会は今後、相談し合いながら活動を進めていく意向を示した。

選手会は現行の保留制度が選手の移籍を阻害しているとして、公正取引委員会への申し立てを検討していることを明らかにした。

 労組日本プロ野球選手会(会沢翼会長=広島)は23日、米大リーグ選手会(MLBPA)と相互協力の基本合意書を締結したと発表した。

 

 札幌市内での臨時大会には、MLBPAのトニー・クラーク専務理事が出席。会沢会長は「これからの選手会にプラスになる大会になった」と強調した。米国では「最強の労組」と評されるMLBPA。森忠仁事務局長は「強い味方が増えた。参考になるところは多い。どんどん相談していきたい」と語った。

 また、選手会は現行の保留制度が選手の移籍を阻害して独占禁止法に反しているとして、公正取引委員会への申し立てを検討していることを明らかにした。