ジョーンズHC「根気強く」 テストマッチ3連敗を総括―ラグビー日本代表

AI要約

ジョーンズHCは、日本代表のテストマッチ3連敗について、若手選手の活躍を評価しつつも方向性は間違っていないと述べた。

次なる挑戦としてパシフィック・ネーションズカップでのカナダ、米国戦を控え、優勝を目指して進化を続ける意向を示した。

若手選手への信頼やチャンスの提供、チームの発展を重視する姿勢が見える。

 ラグビー日本代表のジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は23日、東京都内で記者会見し、3戦全敗に終わった6、7月のテストマッチについて「負けて悔しいが、方向性は間違っていない。根気強くやっていく」と総括した。

 

 9年ぶりに復帰したジョーンズHCは、20歳のFB矢崎(早大)ら代表経験の少ない選手を多く起用。スピード豊かなラグビーを目指したが、ミスが目立ってイングランド、ジョージア、イタリアに敗れ、マオリ・オールブラックスとの強化試合2戦は1勝1敗だった。「若い選手は目覚ましい活躍をした。チャンスを与えながら選手を見極めたい」と話した。

 8、9月にはパシフィック・ネーションズカップでカナダ、米国などと対戦する。「優勝を目指す。進化を続けることが重要」と強調した。