日韓レジェンド戦逆転負けも…韓国メディア「李鐘範が日本を圧倒した」「猛打で日本をいじめた」

AI要約

日本が日韓ドリームプレーヤーズゲームで逆転勝利し、糸井嘉男氏がMVPに輝いた。

韓国のレジェンド、李鐘範は活躍し、5出塁とキレキレのプレーを見せた。

18年ぶりのWBC以来の藤川球児氏との対決も実現し、李鐘範が圧倒した。

日韓レジェンド戦逆転負けも…韓国メディア「李鐘範が日本を圧倒した」「猛打で日本をいじめた」

 日本と韓国のレジェンドによる「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」が22日にエスコンフィールド北海道で行われ、日本が10―6で韓国に逆転勝ちした。試合は糸井嘉男氏が6回に逆転3ランを放ってMVPとなったが、韓国メディアの〝主役〟は李鐘範(イ・ジョンボム=53)だ。

 中日OBでもある李鐘範は3安打2四球で5出塁と気を吐き「今日は楽しくて草野球のようだった」と笑顔を見せた。現役時代は俊足から「風の息子」と称され、息子の李政厚(ジャイアンツ)は「風の孫」と韓国メディアで呼ばれている。二塁守備でもダイビングキャッチを見せるなど、53歳とは思えぬキレキレの動きを披露した。

 MKスポーツは「韓日両国のレジェンドがグラウンドに戻って野球人として団結し合ったので勝敗の意味はない。李鐘範は野球の天才の威厳を満天下に示した」と伝え、朝鮮ビズは「近所で野球をする気分で3安打5出塁は実話か 風の息子が日本レジェンドを圧倒した」と英雄を称賛した。

 2006年のWBC以来、18年ぶりに藤川球児氏との対決も実現。四球に終わったことで「今回も勝者は風の息子だった」(スポーツコリア)、「彼の独り舞台だった。2006年のWBCで日本を崩し、この日も猛打を振り回して日本をいじめた。嫌がらせをした」(スポーツ韓国)と親善試合ながら〝勝者〟は李鐘範であるとした。