アルゼンチンでまたもフランス代表への人種差別歌「フランス代表はアンゴラ出身」と歌う

AI要約

アルゼンチン・サッカー界では人種差別行為が続いており、南米選手権で優勝した直後にフランス代表に対する人種差別チャントが問題となっている。

問題の発端はアルゼンチン代表選手がバスの中で問題のチャントを歌い、それがSNSで拡散される騒動が起きた。

アルゼンチンのサポーターも問題のチャントを大合唱し、状況を理解できない様子だとして批判されている。

 アルゼンチン・サッカー界の人種差別行為が止まらない。南米選手権を連覇したアルゼンチンが、優勝した直後、帰りのバスで、フランス代表への人種差別チャント(歌)が、国際サッカー連盟(FIFA)を巻き込む大問題に発展している。それでも最近、アルゼンチンで、サポーターが問題のチャントを大合唱したという。

 英メディア「スポーツバイブル」は22日(日本時間)「アルゼンチンはもっと大きなトラブルを起こした」と報じた。

 発端は15日の南米選手権決勝直後のバスの中で起きた。MFエンソ・フェルナンデス(23=チェルシー)が、自身のSNSで、問題のチャントを歌うアルゼンチン代表選手の映像を生中継した。「彼らはフランス代表だが、彼らの親はアンゴラ出身。パパはナイジェリア、ママはカメルーン出身だ。でも彼らのパスポーツはフランス」といった内容。

 エンソはアルゼンチン名門リバプレート出身で、イングランドに帰る前に古巣を訪れたという。その際、多くのサポーターが、問題のチャントを歌ったようだ。スポーツバイブルは「アルゼンチンのサポーターは、今の騒動を理解できないようだ」と批判した。