【バドミントン】混合“ワタガシ”が有観客歓迎「味方につけられるプレーを」会場で初練習

AI要約

バドミントンのパリ五輪代表が初めて公式練習を行った。

渡辺勇大と東野有紗組が取材対応し、五輪準優勝の気持ちで臨む。

有観客の中でプレーすることにワクワク感を抱きながら誕生日も迎える選手たち。

 バドミントンのパリ五輪代表が22日、本番会場の「ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ」で初めて公式練習を行った。

 混合ダブルスで東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が取材対応。渡辺は「3月に一回試合をしている。感覚は悪くない。五輪の雰囲気、装飾がついてコートに立つのは初めて。凄くワクワクしている」と語った。

 既に1次リーグの組み合わせも発表され、渡辺は「厳しいグループだと思ったが、金メダルを獲るには全員倒さないといけない」と闘志を燃やす。東京五輪では無観客だったが、今回は有観客。東野は「8000人も入ってプレーしたことがたぶんない。凄く楽しみ」と言い、渡辺も「皆さんを味方につけられるようなプレーを目指してやりたい」と歓迎した。

 東野は8月1日に28歳の誕生日を迎える。東京五輪以上の色のメダルを目指す戦いの真っただ中となり、東野は「たぶん誕生日のことを忘れていると思う。まず誕生日まで残れるように」と意気込んだ。27日の競技開始に向け、女子シングルスで3度目の出場となる山口茜(再春館製薬所)、女子ダブルスの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)らも調整した。