昨季21Gで移籍を噂されるボーンマスのソランキ、オーナーは残留を願う「新シーズンも我々と一緒にいると信じている」

AI要約

ボーンマスのオーナーは、エースのドミニク・ソランキの去就について言及し、残留を求めている。

ソランキはセンターフォワードの補強を目指すトッテナムやウェストハムの関心を集めているが、解除条項が高額であるため移籍は難しい。

ボーンマスは新シーズン目標として、トップ8、9入りやヨーロッパでのプレーを志向している。

昨季21Gで移籍を噂されるボーンマスのソランキ、オーナーは残留を願う「新シーズンも我々と一緒にいると信じている」

ボーンマスのオーナーを務めるビル・フォーリー氏が、引き抜きの噂のあるエースのドミニク・ソランキの去就について言及した。イギリス『BBC』が伝えている。

現在26歳のソランキは、2023-24シーズンに公式戦42試合で21ゴール4アシストを記録。昨年12月にはリーグ戦6試合で6ゴールを挙げ、プレミアリーグが選出する月間最優秀選手に輝いている。そんなソランケには、今夏の移籍市場でセンターフォワードの補強を目指すトッテナムやウェストハムが関心を示しているとされている。

イギリスメディア『The Athletic』は、ソランキにはプレミアリーグの上位クラブへの移籍のみに有効となる6500万ポンド(約131億円)の契約解除条項があると報じているが、フォーリー氏はエースの残留を求めており、次のように語っている。

「ドム(ソランキの愛称)は新シーズンも我々と一緒にいると信じている。彼には契約解除条項があるが、非常に高額な金額に設定されている。契約について何も明かすべきではないが、その(報道のような)金額はおおよそ妥当だと思う」

「どこかのチームが彼を獲得しようとしたら、代役を探さなければならない。我々は2、3人の候補をリストアップしているが、ドムは来年もここにいて、21、22ゴール決めるだろうと信じている」

昨シーズン、ボーンマスはアンドニ・イラオラ監督の下、シーズン序盤戦は苦しんだものの、勝ち点48を稼ぎトップリーグでのクラブ史上最多勝ち点を更新した。12位に終わった昨シーズンから、さらなる好成績を目指すフォーリー氏は、新シーズンの目標を以下のように語った。

「我々は大きな野望を抱いているが、忍耐強くある必要がある。今季の目標は控えめだ。トップ8、9に上がり、欧州大会出場権に滑り込むことはできるだろうか…。我々の真の目標はヨーロッパでプレーすること、選手たちにヨーロッパを経験する機会を与えることだ。そしてそれを小さなボーンマスで実現することなんだ」

ボーンマスは、プレミアリーグの開幕戦ノッティンガム・フォレストとの試合を8月17日に控えている。