オシムヘン、R・レオン、マガリャンイス、今夏はヨロ 実力者を巧みに売却するリールのスカウティング力が凄い

AI要約

マンチェスター・ユナイテッドがリールDFレニー・ヨロの獲得を決定し、移籍金は6200万ユーロに上る。

リールは若手選手を育てビッグクラブへ高値で売却するモデルを継続し、過去15年間で5億ユーロ以上の移籍金を獲得している。

18歳のヨロはリール史上3番目に高額な移籍金で売却され、プレミアリーグでの成功が期待されるが、高額移籍金によるプレッシャーもある。

オシムヘン、R・レオン、マガリャンイス、今夏はヨロ 実力者を巧みに売却するリールのスカウティング力が凄い

先日、今夏の移籍市場でも注目の逸材となっていたリールDFレニー・ヨロのマンチェスター・ユナイテッド移籍が決まった。

マンUが18歳のヨロ獲得に投じた移籍金は6200万ユーロとされており、10代のプレイヤーに対してかなり高額な移籍金だ。

これはリールにとっても理想の動きだろう。リールは若手を育て、それをビッグクラブへ高値で売却するモデルを継続してきた。スペイン『SPORT』によれば、ここ15年でリールは選手売却で5億ユーロの移籍金を引き出している。

6200万ユーロで売却されたヨロは、リール史上では3番目に高額な移籍金での売却だ。2位は2020年にナポリへFWヴィクター・オシムヘン(7750万ユーロ)、最高額は2019年にアーセナルへFWニコラ・ペペ(8000万ユーロ)となっている。

他にも2019年にはFWラファエル・レオンをミランへ(4950万ユーロ)、2022年にDFスフェン・ボットマンをニューカッスルへ(3700万ユーロ)、同年にMFアマドゥ・オナナをエヴァートンへ(3500万ユーロ)、昨年にはMFカルロス・バレバをブライトンへ(2700万ユーロ)、2020年にDFガブリエウ・マガリャンイスをアーセナルへ(2600万ユーロ)と、特に近年は優秀な選手を巧みに売却している。それだけ若手の才能を見抜くリールの目利きが優れている証とも言える。

18歳のヨロはその中でも特に若い選手となるが、果たしてプレミアリーグで成功できるのか。移籍金が高額なため、大きな期待がかかってくるのは間違いないだろう。