吉田優利が今季自己ベスト16位「いい一週間」 渋野日向子53位

AI要約

20歳のタイのシャネッティ・ワナセンが米国女子Danaオープンで20アンダーで単独首位を守り、2勝目を挙げた。

日本勢では吉田優利が自己最高位の16位でフィニッシュし、次週のCPKC女子オープンに期待を寄せている。

他にも西郷真央や渋野日向子も16位タイで好成績を収めた。

吉田優利が今季自己ベスト16位「いい一週間」 渋野日向子53位

◇米国女子◇Danaオープン for チルドレン 最終日(21日)◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6666yd(パー71)

20歳のシャネッティ・ワナセン(タイ)が6バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算20アンダーで単独首位スタートから逃げ切った。昨年9月「ポートランドクラシック」での初優勝に続くツアー2勝目。

2位から出たユ・ヘラン(韓国)は「65」をマークも、1打及ばず。前年覇者のリン・グラント(スウェーデン)とチェン・スウーチャ(台湾)が14アンダー3位で並んだ。

日本勢は吉田優利が6バーディ、2ボギーの「67」でプレー。31位から8アンダー16位まで順位を上げ、主戦場を移した米ツアーで今季自己最高のフィニッシュとなった(米ツアー最高は昨年11月の日米共催「TOTOジャパンクラシック」15位)。

中継局WOWOWのインタビューで「久しぶりに自分が思ったようなゴルフができて、すごくいい一週間だったなと思います」と笑顔でコメント。「特にそれ(今季自己最高の順位)に関しては何も思わないですし、私はずっといい成績を残し続けるしかない。カナダに行くのは初めてなので、すごく楽しみ。米国とコースが違うかもしれないので、いろいろ発見もあるだろうなと思っています」と話し、次週の「CPKC女子オープン」(カナダ・アールグレイGC)に視線を向けた。

「71」の西郷真央も同じく8アンダー16位。渋野日向子は3バーディ、3ボギーで3日連続の「71」と伸ばせず、1アンダー53位で終えた。