【江戸川ボート・GⅡMB大賞】片橋幸貴が2コースまくりでGⅡ初制覇「普通に『取りました』って感じ」

AI要約

ボートレース江戸川のG2「江戸川634杯 モーターボート大賞」で2号艇の片橋幸貴がまくりで初優勝を果たす。

片橋選手はレース運びに自信を見せ、パートナーも安定したレースを展開する。

片橋選手は冷静な姿勢を示し、今後も1走1着に集中し続ける意向を示す。

【江戸川ボート・GⅡMB大賞】片橋幸貴が2コースまくりでGⅡ初制覇「普通に『取りました』って感じ」

 ボートレース江戸川のG2「江戸川634杯 モーターボート大賞」は21日、12Rで優勝戦が行われ、2号艇の片橋幸貴(36=滋賀)がまくりで1着。G2初優勝を達成した。

 2コースからコンマ05のトップスタートを決め、インの権藤俊光をジカまくりで封じバック突き抜けた。「いいスタートが行けた。1M回って周りを見て、誰もいなかった」と会心のレース運びに胸を張った。相棒の51号機も「いい仕上がりだった。安定板が付こうが付くまいが、全部が上位だった」とまさに完調域にあった。

 これでG2初Vを達成。それでも「特別な意気込みはなかったし、優勝した実感は普通に『取りました』って感じ」と笑い飛ばす。2025年3月の若松SGクラシックの出場権利を獲得したが、「これからも、できることを一つずつ頑張る。優勝しようと思って、優勝できるような選手ではない。目の前の1走を1着取ることに集中していく。それしかできない」とレースへ向かう姿勢にぶれはない。

 水神祭では滋賀支部の後輩の沢田尚也と香川颯太、同期の永井彪也とともに水面へダイブ。優勝の喜びを全身で味わった。