メッツ千賀滉大、メジャーの舞台へ「早く帰りたい」リハビリ最終登板で4回途中5失点も…今季初登板へ向け25日に合流か

AI要約

メッツの千賀滉大が負傷者リスト(IL)入りしている右肩痛から復帰のため、最後のリハビリ登板を行った。

千賀は序盤好調だったが、4回に5失点を喫し降板。メジャー復帰に向けて前進している。

千賀は意気込みを語り、順調なら25日からブレーブス戦でメジャーに合流する見通し。

メッツ千賀滉大、メジャーの舞台へ「早く帰りたい」リハビリ最終登板で4回途中5失点も…今季初登板へ向け25日に合流か

 右肩痛で負傷者リスト(IL)入りしているメッツの千賀滉大が現地時間7月20日(日本時間21日)、3Aシラキュースの一員として最後のリハビリ登板に臨んだ。この日、ロチェスター戦で4回途中8安打5失点3四球、1奪三振という内容だった。

 現地のスポーツ専門テレビ局『SNY』によると、千賀は79球を投げ、序盤は好調に見えたとし、対戦した最初の4人の打者を打ち取り、速球は95マイル(約153キロ)に達したという。

 3回は無死満塁のピンチを迎えたが、後続を遊飛と併殺打でこのピンチを切り抜けた。しかし、4回はブレイディ・ハウスに左翼席へ3ランを浴びると、その後も2点を追加されてこの回1アウトも取れずに降板した。

 千賀は登板後、同メディアのインタビューで「身体にまず問題ないというのがまずひとつ、大事なことかなと。フォークがあまりよくない中で、試合中にいろいろチャレンジしていたら、そのままつかまってしまった」と、振り返った。

 それでもメジャー復帰へ着実に一歩を踏み出した。千賀は「アドレナリンが出る出ないというのは、あそこの舞台に立たないとわからないことなので、こればかりはどういう風になっていくのか自分自身でわからないですけど、チームがとてもいい状況なので、とにかく邪魔をしないようにというところを心掛けて1週間を過ごしたい」と、意気込みを語った。

 「やっぱりあそこの舞台(メジャー)で野球をやるのが僕らにとって素晴らしい時間。その時間に早く帰りたいなと思っている」と、順調なら25日(同26日)から本拠地で行われるブレーブス戦でメジャーに合流するとみられる。

 千賀は昨季、メジャー1年目で12勝7敗、防御率2.98の好成績を収め、2年目の活躍が期待された。しかし、今季のキャンプ序盤で右肩の違和感を訴えて負傷者リスト(IL)入りし、前半戦は一度も登板がなかった。この悔しさを晴らすため、背番号「34」がいよいよメジャーの舞台に帰ってくる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]