早実、継続試合制し3年連続8強 プロ注目・宇野真仁朗が63本塁打、木製バット4本目/西東京

AI要約

早実が20日に落雷の影響で、継続試合となった一戦を制し、9回無死一塁から再開された試合を8強進出を決めることに成功した。

宇野真仁朗内野手の左越えソロホームランなど、早実は活躍を見せ、木製バットでは公式戦4本目で高校通算63本塁打となった。

和泉実監督は継続試合について初めての経験だったが、積極的な采配が功を奏して勝利を手にしたことを語った。

早実、継続試合制し3年連続8強 プロ注目・宇野真仁朗が63本塁打、木製バット4本目/西東京

<高校野球西東京大会:早実6-1日本学園>◇21日◇5回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

 早実が20日に落雷の影響で、継続試合となった一戦を制した。

 早実リードの6-1、9回無死一塁から試合は再開。エース左腕の中村心大投手(2年)が危なげなく空振り三振、三併殺に仕留め、午前8時54分のプレイボールからわずか3分後にゲームセット。3年連続の8強進出を決めた。

 20日の8回には、プロ注目の宇野真仁朗内野手(3年)の左越えソロが飛び出した。今春から木製バットを使用。木製バットでは公式戦4本目で、高校通算は63本塁打となった。宇野は「目標は優勝すること。(8強進出で)八王子から神宮と球場も変わる。1つステージが変わるところに行けたのは良い戦いができたのかな」と振り返った。

 前日の悪天候から一転。快晴の下で勝利した和泉実監督(62)は「初めて継続試合をやりました。昨日の段階でもうエースもつぎ込みましたので。ベンチ側としてはやることやりましたから。ただ、入りだけは気をつけようという話はしました」と語った。