阪神・梅野隆太郎、球団史上初の生え抜き捕手1000試合出場達成も笑顔なし

AI要約

阪神の梅野隆太郎捕手が球団史上初の生え抜き捕手として1000試合出場を達成したが、勝利を飾ることはできず、悔しさをにじませた。

梅野はこの日、無安打で4打数を打ち、バットで投手陣を援護できなかったことに悔しさを感じていた。

チームは4連敗し、梅野も個人記録に関わらず、結果を受け止め前を向いている。

阪神・梅野隆太郎、球団史上初の生え抜き捕手1000試合出場達成も笑顔なし

(セ・リーグ、阪神0―1広島、15回戦、広島8勝6敗1分、20日、甲子園)「7番・捕手」で先発出場した阪神・梅野隆太郎捕手(33)が球団史上初の生え抜き捕手1000試合出場達成したが、節目の試合を勝利で飾れず、笑顔はなかった。

「(勝ち負けの)結果はあるものだから別にどうこうはないし、個人的な記録なわけで…」

この日は4打数無安打で2併殺。五回1死一、二塁で三ゴロ併殺に。七回2死一塁では空振り三振。延長十回1死一塁からはニゴロ併殺に倒れた。バットで投手陣を援護できず、「(長い)シーズンでは絶対こういうことある。選手が一番悔しい」と無念さをにじませた。

チームは今季2度目の4連敗で、貯金はゼロになった。21日は球宴前のラストゲーム。「結果をしっかり受け止めて…。明日も試合があるので、いい締めくくりができるようにやっていく」と前を向いた。(三木建次)