史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング13位。史上最高の13億円! 日本代表に戻ってくるべきスピードキング

AI要約

伊東純也は、1000万ユーロの移籍金でヘンクからスタッド・ランスへ移籍した日本人選手で、これまでの出場で9得点12アシストを記録している。

ベルギーのクラブに在籍していた時期には、11得点16アシストや8得点18アシストなどの活躍を見せ、高額な移籍金は当時史上最高の補強だった。

29歳という若さでの移籍となり、リーグアンでのプレーには慣れるまでの期間も必要だが、スタッド・ランスにとっては将来的な価値も見据えた重要な補強だった。

史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング13位。史上最高の13億円! 日本代表に戻ってくるべきスピードキング

 欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で順位ごとに紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。

13位:伊東純也(いとう・じゅんや)

生年月日:1993年3月9日

移籍先:ヘンク(ベルギー)→スタッド・ランス(フランス)

移籍日:2022年7月29日

移籍金:1000万ユーロ(約16億円)

 日本人選手の歴代移籍金ランキングで13位に入ったのは、伊東純也だ。2022年夏にベルギーのヘンクからフランスのスタッド・ランスに加入したときの移籍金が1000万ユーロ(約16億円)となっている。

 伊東は、2019年1月に柏レイソルを離れてヘンクに加入した。爆発的なスピードを活かした突破力を武器にすぐに定位置をつかんだ伊東は、加入したシーズンにベルギー1部リーグで優勝を経験した。2019/20シーズンに5得点7アシストを記録して注目を集めると、翌2020/21シーズンは38試合に出場して11得点16アシストと暴れている。続く2021/22シーズンも8得点18アシストとインパクトを残し続け、2022年夏にフランスへ移籍している。

 スタッド・ランスにとって、1000万ユーロという移籍金は当時のクラブ史上最高額補強だった。翌シーズンに中村敬斗とモハメド・ダラミーの獲得に1200万ユーロ(約19.2億円)を投じて記録は塗り替えられているが、伊東は移籍当時に29歳で、将来的に高値で売却できる望みは薄く、シンプルに戦力として魅力を感じてこの移籍金を投じた格好だ。

 伊東は、リーグアンで2シーズンを過ごして9得点12アシストを記録している。ベルギー時代に比べると数字としてのインパクトは薄れているが、リーグのレベルに違いがあり、起用できる状態であれば常にプレーしていることからも、チームの信頼は明らかだ。移籍金の額に見合う働きをしていると言えるだろう。