今春王者の弘前学院聖愛、東奥義塾を下し3年ぶり夏の甲子園に王手 芹川丈治7回1失点/青森

AI要約

弘前学院聖愛が東奥義塾を6-2で破り、甲子園出場を目指す

長尾前汰内野手の活躍で2点を挙げ、試合を優位に進める

芹川丈治投手と吹田志道投手の好投で勝利を決める

弘前学院聖愛は21年以来の甲子園出場を目指す

<全国高校野球青森大会:弘前学院聖愛6-2東奥義塾>◇20日◇準決勝◇青森・弘前市運動公園野球場(はるか夢球場)

 今春の県王者・弘前学院聖愛が東奥義塾に6-2で勝利し、21年以来3年ぶりの夏の甲子園へ、王手をかけた。

 1-1で迎えた6回1死満塁、代打で送られた長尾前汰内野手(3年)が二塁への強襲打で悪送球を誘うと、相手守備が立て続けに失策。2点の勝ち越しに成功した。この回にさらに2点を追加し5-1と突き放すと、8回にもダメ押しの1点を挙げ、勝利を決定づけた。

 投げては2年生左腕・芹川丈治投手が7回4安打1失点と試合をつくり、8回から継投したエース右腕の吹田志道投手(3年)は8回に1失点も、9回を3者凡退でまとめた。

 決勝は22日、八戸工大一と青森山田の勝者と対戦する。