鈴木誠也の通訳解雇にカブス指揮官言及「サポートするシステムを築き上げている」 新体制初日も問題なし

AI要約

カブス・鈴木誠也外野手の通訳が解雇され、代替人員が用意されていることが明らかになった。

日本人スタッフの充実や他の通訳のサポートにより、鈴木外野手の環境に大きな影響はないとされている。

カブスは今後も日本人スタッフを活用し、問題なくチーム運営を続けていく構えだ。

鈴木誠也の通訳解雇にカブス指揮官言及「サポートするシステムを築き上げている」 新体制初日も問題なし

◆米大リーグ カブス―ダイヤモンドバックス(19日、米イリノイ州シカゴ=リグレー・フィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手(29)の通訳・松下登威さんが解雇され、カウンセル監督は19日(日本時間20日)、「本質的に言うと、彼なしで、我々は良い方向に進むんじゃないか、という結論を下した。他の人材で誠也をサポートするシステムを築き上げているし、誠也の環境に関しては、特に変わりはないと思う」と述べ、通訳の技術的な問題などはなかったと語った。

 ドジャースの水原一平通訳が違法スポーツ賭博関与などによるスキャンダルで解雇された例もあり、日本では解雇の理由が関心を呼んだが、今回は、人員整理の処置のようだ。

 カブスは、長く極東担当とビデオコーディネーターを務める正本尚人氏、鈴木を二人三脚で支えるトレーナーの中田史弥氏、今季入団した今永昇太投手のエドウィン・スターンベリー通訳、ソフトウェア・エンジニアの村田慎吾氏と、優秀な日本人スタッフが充実している。この日は、来年の日本開幕戦決定に伴って、試合前に鈴木と今永が、順次メディアに対応したが、鈴木の通訳を務めた村田慎吾氏が円滑に取り仕切り、問題はなかった。