侍ジャパン・井端監督、「…と聞いたので速攻で代えました」現役時代に黒色バットを使っていた理由を告白

AI要約

野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督がミズノショップ神宮外苑のプレオープンイベントに出席し、道具のこだわりや思い出を語った。

井端監督は選手時代のバット選びのエピソードや新基準の金属バットについて語り、巨人時代のグラブにはデレク・ジーターさんのサインがあることを披露した。

ファンに宝物のグラブを披露するなど、井端監督の野球愛が伝わるイベントとなった。

侍ジャパン・井端監督、「…と聞いたので速攻で代えました」現役時代に黒色バットを使っていた理由を告白

 野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が19日、東京都港区の「ミズノショップ神宮外苑」のプレオープンイベントに出席した。20日にオープンする同ショップは野球の専門店で、東京メトロ・外苑前駅から神宮球場へ向かう途中にある。井端監督も「駅から神宮球場へ行く途中にあるのがいいですね」と笑顔で話した。

 イベントでは道具のこだわりや、さまざまな思い出を語った。現役時代、プロ入りしてからは白木のバットを使っていたが、2、3年目から黒のバットに代えた。その理由を次のように明かした。

 「ふとした会話で、審判の方が、黒の方がハーフスイングが分かりづらいと聞いたので、速攻で代えました。白木の時は止まっていると思っても(ハーフスイングを)取られるケースがありましたが、黒の時は、自分が『あぁっ』と思っても取られないケースは多々ありました。(黒にしてからは)一切、白木にすることはなかったですね」と語った。

 高校野球で導入された新基準の金属バットも打ってみたといい、その感想を語った。「芯で捉えれば(今までのものと)変わらないと思います」と語る一方、「ちょっとこすったりとかでは、飛距離が変わりました。より木製に近づいたバットかなと思います」と話した。

 自身が巨人時代に使っていたグラブも持ってきて披露。そこにはヤンキースの名遊撃手だったデレク・ジーターさんのサインが書いてあったのだが、サインをもらった時の裏話も披露。「(ジーターさんが)東京ドームに来た時、色紙か何かないかなと思って取ったのが、このグラブでした」。宝物になったグラブを、プレオープンイベントに来場していたファンに披露していた。