ガーディアンズのクワン、26年WBCで侍ジャパン入り意欲「ばーちゃんが育ったところ」

AI要約

今季ア・リーグで打率トップを誇るガーディアンズのスティーブン・クワン外野手(26)が、次回26年のWBC出場へ意欲を示した。日系の母と中国系の父を持ち、日本にルーツがあると述べ、侍ジャパン入りへの意気込みを表明。

母方の祖父母が山形からカリフォルニアに移住し、家族のルーツに触れる機会を持ったクワン。家族を訪ねた経験を通じて、特別な思い出を作ったと振り返った。

今季の成績について触れながら、昨年からの成長や大谷選手についての賞賛も述べており、将来の野球界でのさらなる活躍に期待が寄せられている。

ガーディアンズのクワン、26年WBCで侍ジャパン入り意欲「ばーちゃんが育ったところ」

 今季ア・リーグで打率トップを誇るガーディアンズのスティーブン・クワン外野手(26)が、次回26年のWBC出場へ意欲を示した。

 日系の母と中国系の父を持ち、日本にルーツがある。前回大会は規定により、出場はかなわなかったが、次回について「機会があるなら、ぜひ参加したい。前回も参加したかったが、うまくいかなかった。(規定が)変われば、ぜひプレーしたい」と、侍ジャパン入りへ意気込みを見せた。

 母方の祖父母は第2次世界大戦後に山形からカリフォルニアに移住。クワンは「2019年の1月に行ったんだ。ばーちゃんが育ったところと、じーちゃんの家にいって、美味しい料理も食べた。とても素晴らしい時間だった」と明かした。

 今季は打率3割5分2厘で、ア・リーグの打率トップをキープ。昨年に比べて「多くのことが変わった。オフシーズンの取り組みで、コンタクトするだけでなく、スイングや打球が強くなった」と手応えを口にした。打者で出場しながら、二刀流復活を目指している大谷については「アンビリーバブルだ。打者に専念してルーティンを変えても、影響力がある。素晴らしいプレーヤーだ」と絶賛した。