那須川天心「必殺技出す」呪術廻戦ポーズで計量パス!4連勝へ自信

AI要約

ボクシングの3大世界戦と那須川天心(25=帝拳)デビュー4戦目の前日計量が行われた。天心は必勝の意気込みを見せ、対戦相手とのらみ合いもあった。

天心は合わせたポーズの意味や戦略について語り、調整中のスランプも乗り越えたと振り返った。

キックボクシングから転向後の天心は4連勝を決め、世界への道を歩み続けている。

那須川天心「必殺技出す」呪術廻戦ポーズで計量パス!4連勝へ自信

 ボクシングの3大世界戦と那須川天心(25=帝拳)デビュー4戦目(20日、両国国技館)の前日計量が19日、都内で行われた。

 54・4キロ契約10回戦に出場するWBA世界バンタム級7位の天心は54・4キロ、対戦相手のWBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国)は54・0キロでパス。人気漫画「呪術廻戦」の両手を合わせるポーズを決め、「必殺技を出します」と勝利に自信を示した。

 両頬に天のロゴマークのタトゥーシールを張って現れた天心。計量後はロドリゲスと約14秒にらみ合った。ポーズの意味を問われると、合わせた両手は火と水を表しているとのことで、「火は上にいって、水は下に落ちるんですよ。それをしっかり合わせて」と説明。続けて、「必殺技を出します」とジョーク交じりに宣言した。

 戦いについては「自分のやってきたことを遂行できれば。無理に最初からガンガンいくとかは考えていなくて、流れのままに戦おうと思う」とイメージ。ロドリゲスは右の強振が印象的だが、「すべて警戒している。警戒するけど警戒しすぎない。危険なパンチだけ気をつけて、1ラウンド目が強い選手なので冷静に対処して自分の動きに持っていく感じ」と語った。

 調整中にはスランプに陥り、「かみ合わないところもあって。いろいろやったんで迷うところもあった」という。しかし、「生きていて壁にぶち当たることは絶対ある。そこから逃げるのか、自分で追い詰めて超えていくのかで人としての厚みも出ると思う。自分でしっかり打ち破ってきた自負がある。非常に有意義な時間でした」と受け止めている。

 キックボクシングから転向後4連勝を決めて、世界へさらに近づく。