初10回戦の那須川天心はリミットで計量パス ロドリゲスも無事クリアでマッスルポーズ

AI要約

明日のPRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9で行われる54.4キロ契約ノンタイトル戦の那須川天心とジョナサン・ロドリゲスの公式計量が行われた。

那須川は10回戦に向けて準備を整え、相手との距離やスタイルについて練習してきた。

早期のタイトル戦には否定的な見解を示しており、経験を積む必要性を強調している。

初10回戦の那須川天心はリミットで計量パス ロドリゲスも無事クリアでマッスルポーズ

 ◇54.4キロ契約ノンタイトル戦 WBAバンタム級7位 那須川天心<12回戦>WBA同級4位 ジョナサン・ロドリゲス(米国)(2024年7月20日 東京・両国国技館)

 あす20日に開催される「PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9」の公式計量が19日、東京ドームホテルで行われた。プロボクシング4戦目で初の10回戦に臨むWBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳)は契約体重リミットの120ポンド(54.4キロ)で、WBA同級4位のジョナサン・ロドリゲス(25=米国)はリミットを400グラム下回る54.0キロで、ともに一発パスした。

 那須川は18日の公式会見時よりも頬がややこけた印象。事前に実施した予備計量で既にリミットに達していた。一方のロドリゲスはパスするとマッスルポーズを披露した。

 キックボクシング42戦無敗の”神童”那須川はプロ3戦目となった今年1月のルイス・ロブレス(メキシコ)戦で相手棄権により初のTKO勝ち。タイトル戦も可能となる初の10回戦へ向け、距離を取ってスピードを生かす戦い方、接近戦での打ち合いに加えて、今回は駆け引きしながらあらゆる距離で戦うスタイルを身につけてきた。もっとも、早期のタイトル戦を期待する声には「やっぱ経験を積まないといけない。そこはトランキーロ(ゆっくり、焦んなよ)で」と否定的な見方を示している。