田中恒成、試合中止を報告し謝罪!相手の計量失格に「明日はグローブではなくマイク持ってリングに立つ」

AI要約

WBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成と挑戦者タイタン・ロドリゲスの試合が計量失格により中止となった。

タイタンは体重オーバーで再計量も失敗し、田中はSNSでファンに謝罪のコメントを投稿した。

田中陣営は試合キャンセルに激怒し、タイタンとの試合は不成立となった。

田中恒成、試合中止を報告し謝罪!相手の計量失格に「明日はグローブではなくマイク持ってリングに立つ」

 7月20日(土)、東京・両国国技館にて開催されるプロボクシングイベント『Prime Video Presents Live Boxing 9』トリプル世界戦の前日計量が19日東京都内にて行われ、初防衛戦のWBO世界スーパーフライ級(52.1kg以下)王者・田中恒成(畑中)は52.1kgで見事なバキバキボディでパスも、同級12位ジョナタン・タイタン・ロドリゲス(以下タイタン=メキシコ)は55kgで2.9kgオーバー。2時間以内の再計量も挑戦したが断念。

試合中止が決定し、田中はSNSで「試合中止です。再計量も断念して計量失格」と中止の理由と含めた悔しさが溢れる投稿を行った。

 田中はSNSで「試合中止です。相手選手が2.9kgオーバー、再計量も断念して計量失格」と報告。

 試合中止の判断いついて「相手選手の体調や試合不成立になった戦いを行う事自体、本来良くない事。色々な事を踏まえて試合中止という判断です。明日はグローブではなく、マイクを持ってリングで皆さんに顔を見せます。残念なお知らせ誠に申し訳ございません」と楽しみにしていたファン、関係者に謝罪した。

 タイタンは来日時は髪がセットできるくらい伸びていたが、この計量では坊主頭で挑んだ。それだけ減量が苦しかったのだろうが、ほぼ効果はなかったようだ。2時間の猶予で走りに行ったが、けいれんを起こしタイタン陣営が試合キャンセルを申し出た。

 田中陣営の畑中会長は「試合はキャンセル。2階級上の体重の選手とは試合をさせられない」と怒りをあらわにした。

 昨日の会見では翌日の計量について聞かれると、田中は「体重は問題ない。あとはしっかり体調を整えて試合を迎えるだけ」と語ると、タイタンも「体重は問題なく、あとは試合を迎えるだけだ」と同じ発言を追っていたが実はかなり厳しい状況だったようだ。

 田中はリミットで計量パス後、自身のSNSで「52.1kgリミットで計量OK。久々に髪も染めて少し若返ったので明日は思いっきり暴れます」と意気込んでいただけに残念な結果となった。