「パチンコを2~3時間打つ」ヤクルト電撃退団の畠山和洋コーチ…本誌に語っていた"ストレス解消法"

AI要約

ヤクルトスワローズの畠山和洋元二軍打撃コーチが退団する理由として、金銭トラブルが報じられている。

畠山は選手時代から問題行動が目立ち、ギャンブル癖による借金トラブルが原因でクビになった可能性が高い。

畠山は改心してプロ意識を持ち、一軍で活躍を果たした選手であったが、コーチとしては問題行動が再燃したようだ。

「パチンコを2~3時間打つ」ヤクルト電撃退団の畠山和洋コーチ…本誌に語っていた

ヤクルトスワローズの畠山和洋元二軍打撃コーチに一体何があったのだろう……。

6月27日、ヤクルトは同コーチが6月30日をもって退団すると発表。その理由を「一身上の都合」としたが、未だ原因がはっきりしていない。

畠山は専大北上高校で通算62本塁打をマーク。2度、夏の甲子園に出場している。’00年にドラフト5巡目でヤクルトに入団し、将来の4番候補として期待されていた。2年目にイースタン・リーグの2冠に輝いて4年目に初めて一軍に昇格するがなかなか芽が出ず、一軍と二軍を行ったり来たりの状態が続いた。

「’08年にようやく一軍に定着するようになり、初のタイトルである打点王を獲得したのは入団12年目の’15年のこと。いわゆる遅咲きの選手でした。’19年に引退し、’20年からヤクルトの二軍打撃コーチに就任した時は正直驚きました。現役時代、サボり癖や飲酒などの問題行動で何かと悪目立ちもしていた選手なので、彼が選手を指導できるのかと思いました」(スポーツ紙記者)

退団の理由について、『日刊ゲンダイDIGITAL』(6月27日配信)では、球界関係者の話として、「原因は金銭トラブル」だと報じた。OBに至るまでのチーム関係者に金銭を無心し、数千万円の借金を抱えており、そこから踏み倒しのようなトラブルになったのではないかというのだ。7月2日配信の『週刊女性PRIME』では、畠山の知人の話として、

〈畠山さんが1000万円を超える借金を抱えているそうなんです。彼は現役時代からパチンコをはじめ大のギャンブル好きでしたが、その負債が膨らみすぎたのか、首が回らない状態のようで〉

などと報じている。トラブルの原因は、パチンコをはじめとしたギャンブルで選手からも借金をし、返済していないことを知った球団がクビを決めたとしている。

『FRIDAY』(’11年6月24日号)は、畠山に独占インタビューを行っている。前年から4番を任されるようになり、この年、開幕から絶好調。チームの首位に大いに貢献した心境について語ってもらった。入団当初から「プロの意識は皆無だった」という自身の素行については、

「練習はいちおう真面目にやっていましたが、終わると毎日のように友人と酒を飲んでいました。二軍の寮がある戸田(埼玉県)近くの浦和や川口の繁華街に行き、明け方4時まで飲んで門限を破り、朝寝坊もしょっちゅうです。二軍監督(’99~’07年)だった小川さん(淳司・’20年からゼネラルマネジャー)にも、よく怒られました」

そんな畠山だが、’04年に一軍に昇格してからは改心。危機感を持ち、自身のバッティングフォームや相手投手の研究をするようになったといい、投手のデータをまとめたノートを見せてくれた。そして、

「(今は)飲みに行くことも、ほとんどなくなりました。妻(’09年に結婚)と、家で『一緒にビール飲もうか』というくらいですね。遊びは、たまにパチンコに行くくらい。2~3時間玉を打っていると、ストレス解消になるんです」

とはにかんだ。

今後の目標については、

「今のところ好調を維持していますが、『最初だけだな』と言われないように年間通じて活躍したい。具体的には100打点以上挙げることが目標です」

と語っていた。’15年に105打点を挙げ、この年の打点王に輝いたが、100打点以上挙げたのは、これが最初で最後だった。それでも、

「コーチとして順調にキャリアを積んでいたはずだが……」

と、球界関係者は嘆く。

「コーチとして今年で5年目。指導者としての首脳陣の評価も低くありませんでしたから、残念でなりません。最後は恩師である小川GMからクビの宣告を受けたそうです。恩を仇で返したのだから仕方ありませんが……」

酒癖は克服できても、ギャンブル癖は克服できなかったということなのだろうかーー。

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