【全英オープン】中島啓太はメジャー自己ワースト80と出遅れる
AI要約
全英オープンが開幕し、中島啓太は9オーバーで苦戦。重い海風と雨に悩まされ、80のスコアを記録。
中島は前半で4つスコアを落とし、安定しないショットで苦戦。メジャーでの進出経験はない状況で、巻き返しを図る意欲を見せる。
前週のエビアン選手権での古江彩佳のメジャー制覇を受け、中島も男子での成功を目指し、パリ五輪に向けても2週後の巻き返しを目指す。
◇米男子ゴルフツアー 全英オープン（2024年7月18日 英国・ロイヤルトルーンGC＝7385ヤード、パー71）
今季メジャー最終戦が開幕し、パリ五輪代表の中島啓太（24＝フリー）は1バーディー、6ボギー、2ダブルボギーの80と苦戦し、9オーバーと大きく出遅れた。
リンクスならではの重い海風が吹きつけ、気まぐれな雨が降る。メジャー自己ワーストの80と中島がまたも洗礼を浴びた。取材に応じられないほどの悔しい滑り出しになった。
2番でボギーが先行し、前半で4つスコアを落とす。11、12番では第1打を右のブッシュに打ち込むなど、2連続ダブルボギーを喫した。「アグレッシブに攻めていきたい」と語っていたがフェアウエーキープ率は42・9％。ショットが安定せず苦戦を強いられた。
今季最後のメジャーの舞台。ここまで5度挑戦も、1度も決勝には進めていない。前週のエビアン選手権で、ともにナショナルチームとして戦った古江彩佳がメジャー制覇。「男子も頑張りたい」と決意を新たに臨んでいる。2週後に控えるパリ五輪に向けても、第2ラウンドで巻き返しを図りたい。
