【佐世保競輪(ミッドナイト)GⅢ】初日6着の高尾貴美歌 師匠の言葉を胸に地元初1着で決勝進出

AI要約

高尾貴美歌が地元競輪で初勝利を挙げる

恩師の励ましを胸に2日目を勝ち抜く

優勝を目指して頑張る高尾に期待が高まる

【佐世保競輪(ミッドナイト)GⅢ】初日6着の高尾貴美歌 師匠の言葉を胸に地元初1着で決勝進出

<17日・佐世保競輪・2日目>

<記者コラム・造田大の大勝負>

 高尾貴美歌が初日6着から決勝入りを決めた。「死ぬ気で頑張らないと」。強い気持ちで臨んだ2日目1Rは、打鐘カマシ先行の鈴木奈央マーク。終3角で鈴木の番手から捲りを放って、抜け出した。

 「初日のレース後に開催指導員の師匠(阪本正和)とお話しができた。泣いてしまったけれど、『明日も頑張れ。みんな応援しているから』と言われました」。恩師の言葉を胸に、2日目は勝負根性を発揮。佐世保28戦目にして、うれしい地元初勝利を挙げた。「昨日の挽回ができてよかった。安堵(あんど)で泣きそう」。高尾の目には光るものがあった。

 「初日みたいな走りはしないように。優勝を目指して頑張りたい」。地元初Vを遂げて、今度はうれし涙を流す。▼8Rは高尾の優勝に期待。3―1=245。

 ▼7R(畑段嵐士)山口多聞と真鍋智寛の121期同士が踏み合いを演じれば、展開が向く。5―16―1467。