楽天・今江監督、「次の試合につながる」完投直前で相手先発を降板させた9回の攻撃の粘りを評価

AI要約

楽天は北海道での連敗で借金1となり、4位に後退。打線が9回に反撃も及ばず。

オールスターゲーム前の最終カードでオリックスとの直接対決が控えている。

今江監督は次戦に向けて前向きな姿勢を示し、最後の3試合を大事にする考えを示す。

楽天・今江監督、「次の試合につながる」完投直前で相手先発を降板させた9回の攻撃の粘りを評価

◇17日 日本ハム6―2楽天(エスコンフィールド北海道)

 楽天は敵地・北海道で連敗し、1勝2敗でカード負け越し。再び借金1となって、今月12日以来の4位に後退した。今江敏晃監督は「相手投手(日本ハムの先発・金村)も低めに丁寧に投げて、なかなかそういう部分を含めて打てなかった」と振り返った。

 しかし、打線は5点を追いかける9回に反撃。1死二、三塁から辰己が右前適時打を放つと、2死満塁と攻め込み金村を完投直前で降板させて、守護神の田中正を引きずり出した。指揮官は「最後に粘り強く攻撃できたというのはまた次の試合につながる」と前向きに評価した。

 19日からはオールスターゲーム前のラストカードで、日本ハムとともに激しいAクラス争いを繰り広げている5位・オリックスとの直接対決3連戦。敵地の神戸に乗り込む今江監督は「1日挟んで、前半戦の最後の3試合をいい形で入るようにまたやっていきたい」と目を前に向けた。