【巨人】阪神に逆転勝利で2連勝!首位堅守&今季最多タイ貯金7 岡本和が決勝打 井上5回途中3失点KOも救援5投手が無失点リレー

AI要約

巨人が阪神を逆転で下し、2連勝して首位キープ。岡本和が303日ぶりにスタメン出場し、好プレーを見せた。

井上がピンチを招き降板し、船迫が渡邉に勝ち越し打を浴びるも、岡本和とヘルナンデスの連続適時打で巨人が逆転。リリーフ陣が反撃を許さず、1点差を守りきった。

打線は苦しい展開の中、吉川、坂本、岡本和が奮闘し、得点を重ねて逆転。投手陣もピンチをしのいで勝利をもぎ取った。

【巨人】阪神に逆転勝利で2連勝!首位堅守&今季最多タイ貯金7 岡本和が決勝打 井上5回途中3失点KOも救援5投手が無失点リレー

■プロ野球  巨人 4-3 阪神 (17日 東京ドーム)

首位・巨人は阪神に逆転勝利で2連勝となり、カード勝ち越し。44勝37敗5分で今季最多タイの貯金7とし、首位をキープした。

試合は先発の井上が2回に大山の適時打などで2失点も、3回に吉川、4回に坂本がそれぞれ犠飛を放ち2-2。井上は5回にピンチを招き降板し、代わった船迫が渡邉に勝ち越し打を浴び2-3。1点を追う打線は直後の5回にヘルナンデス、岡本和の連続適時打で4-3とこの試合初めて勝ち越すと、その後はリリーフ陣が反撃許さず1点差を守り切り逃げ切った。

スタメンは1番ライト・丸、2番セカンド・吉川、3番センター・ヘルナンデス、4番レフト・岡本和、5番ファースト・大城卓、6番サード・坂本、7番キャッチャー・岸田、8番ショート・門脇、9番ピッチャー・井上のオーダーを組んだ。岡本和は2023年9月18日阪神戦(東京ドーム)以来303日ぶり、今季初のレフトで先発出場となった。

先発の井上は今季15度目で先発は6度目、ここまで3勝4敗、防御率3.35。前回の7月10日・広島戦(マツダスタジアム)は3回を投げたところで降雨ノーゲームとなった。阪神戦はプロ初先発。

近本、中野がベンチスタートの相手打線に対し、初回は1番・野口を見逃し三振に抑えるなど三者凡退。しかし2回に先頭の4番・佐藤輝に左中間を破る二塁打を浴びると、大山にも左中間を破る適時二塁打を許し0-1。続く豊田、坂本は連続三振に抑えるも、8番・小幡に左前適時打を浴び0-2。

打線は相手先発・大竹に対し、初回は内野ゴロ3つで簡単に三者凡退に終わる。2点を追う2回には、先頭の岡本和が相手の失策で出塁も、後続に快音響かず無得点。

3回の井上は1番からの相手打線に対し、連続空振り三振を奪うなど得点を与えず。直後の3回の攻撃では1死から9番・井上がショートへの内野安打で出塁すると、丸の右前安打で、井上は三塁へ進塁。その間に丸も二塁へ進み1死二、三塁から、吉川の犠飛で1点を返し1-2。

さらに4回には先頭の岡本が左前安打、続く大城卓が右中間フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁から、坂本のライトへの犠飛で2-2の同点。なおも1死三塁と勝ち越しの好機だったが、前進守備の相手に対し岸田が二ゴロで走者動けず2死、8番・門脇は申告敬遠で、井上が凡退で1点止まり。

井上は4回を三者凡退も、5回に先頭の8番・小幡に四球、大竹に犠打、野口に四球で1死一、二塁になったところで2番手・船迫に交代。5回途中84球3安打3四球3失点という投球内容だった。船迫は代打・近本に初球を打たれ右前安打とされ、二塁走者が本塁突入も、ライト・丸のストライク返球でアウトにし2死。しかし続く渡邉に中前適時打を浴び2-3と勝ち越される。

5回の攻撃は1死から吉川がライト線への二塁打、続くヘルナンデスのレフト前ポテン安打で吉川が好判断で生還し3-3。さらに岡本和がセンターフェンス直撃の適時二塁打で4-3とこの試合初めて勝ち越す。

6回からは3番手・泉が先頭の大山に左前安打も、代打・前川を右飛、続く坂本を空振り三振、さらに岸田が盗塁を刺しダブルプレーで1回無失点。

7回は4番手・ケラーが途中出場の中野、代打・糸原から連続空振り三振を奪い三者凡退。8回は5番手・バルドナードが近本、熊谷、佐藤輝に対し三者凡退。

9回は守護神・大勢がリードを守り切り、12セーブ目をマークしゲームセット。