「一番いい状態で試合に」J1アビスパ福岡・長谷部茂利監督 シャハブ・ザヘディの居残りトレで〝復活〟期待

AI要約

J1アビスパ福岡は17日、福岡市の雁の巣球技場でホーム東京V戦に向けた練習を報道陣を対象に公開。攻撃陣はシュート練習を行い、FWシャハブ・ザヘディは居残りトレーニングで汗を流す。

チームトップの7ゴールを上げるザヘディは公式戦4試合ノーゴール。コンディションを上げるための練習に取り組み、長谷部監督は「順応しようとしてくれています」とコメント。

福岡は3連敗中で1ゴールの状態だが、田代雅也からのパワープレーで得点。長谷部監督はザヘディのフィジカル面や活躍に期待を寄せている。

「一番いい状態で試合に」J1アビスパ福岡・長谷部茂利監督 シャハブ・ザヘディの居残りトレで〝復活〟期待

 J1アビスパ福岡は17日、福岡市の雁の巣球技場でホーム東京V戦(20日午後7時キックオフ、ベスト電器スタジアム)に向けた練習を報道陣を対象に公開した。攻撃陣はシュート練習などを重点的に行った全体メニュー終了後、FWシャハブ・ザヘディ(28)は居残りトレーニングで汗を流した。

 チームトップの7ゴールを上げるザヘディだが、現在は公式戦4試合ノーゴール。樋口創太郎コンディショニングコーチとマンツーマンでダッシュなどコンディションを上げる練習に行った後、クロスからのシュートなどにも取り組んだ。

 イラン代表経験のあるザヘディは母国のほかハンガリーやウクライナでプレー。Jリーグ初のイラン国籍選手となった。長谷部茂利監督は以前の取材で「欧州でプレーしていた選手は日本の湿気がきついようで、1年目は苦しんでいる」と話していた。17日、居残り練習を見守った後、指揮官は「順応しようとしてくれています」とうなずいた。

 福岡は公式戦3連敗中1ゴールで、このゴールもパワープレーからセンターバックの田代雅也から生まれている。「フィジカル的なところも樋口と相談しながら一番いい状態で試合に臨もうとしてくれている」と長谷部監督は東京V戦の活躍に期待を寄せた。