大谷翔平が球宴前日イベントに出席 打撃練習のポイントを「打球を見ない方向で」/一問一答3

AI要約

大谷投手がオールスター戦前日イベントに出席し、取材対応を行った。盗塁数の増加やリカバリーについての自信、ロバーツ監督との打撃理論、室内での打撃練習についてなど、様々なテーマに触れた。

打撃の改善点やリハビリの現状、手術プロセスについても言及。今後の課題や理解が必要なポイントについても語った。

チームミーティングや個人の打撃練習に関する意見や考え方、30代を迎えたことへの意識など、幅広い話題が含まれている。

大谷翔平が球宴前日イベントに出席 打撃練習のポイントを「打球を見ない方向で」/一問一答3

 ドジャース大谷翔平投手(30)が、16日(日本時間17日)のオールスター戦前日イベントに出席。取材対応を行った。

 【大谷の一問一答は以下の通り】

 -盗塁数が前半戦、これまでとは違う(多い)と思うが、自信はあった

 単純にスプリント能力も多少上がってるっていうのもありますし。ゲームの中で、このメジャーリーグの試合の中で盗塁するっていうことに対してのチャレンジみたいなものは、去年より持ってるつもりではあるので。その結果が多少数字的には重なってる要因かなと思いますし。来年以降ももちろん続けていきたいなとは思ってます。

 -30代を迎えて回復やケアについて感じることは

 今年はもちろんDHだけなので、今のところ感じることはないですけど。リハビリがどんどん順調に進んでいって、これからブルペンとかゲームも入ってくると思うので。その先で多少やっぱりリカバリー遅いなって思うことはもちろんあるのかもしれないです。今のところはないかなと思います。

 -ロバーツ監督と打撃理論について話すことはあるか

 監督と打撃理論はあんまりないですかね。基本的にそこは打撃コーチの範囲ではあるので。打撃としてはもちろんケージワークする時にも話しますし、ミーティングの時にももちろん話しますし。そこは自分の、なんて言うんでしょう、バッティングもそうですけど、チームとして今日の試合で取り組んでいくポイントであると感じている。

 -ドジャースはミーティングでいろんな意見を出している

 ミーティングに出てないのになんでわかるのかちょっとわかんないですけど。どのチームももちろんやってるのではないかなと思います。僕はもちろん、僕は2チーム目なので他のチームと比較することはできないんですけど。ミーティングはしっかりやってるとは思います。

 -打撃練習を室内でやることが多いが、その方が理想的な打撃に近づけるか

 中で十分できてるということと。外で振ることでプラスももちろんありますけど。自分の中で今の段階でマイナスになっていくことの方がちょっと多いかなと思ってるので。中(室内)での打撃練習が多いのかなと思います。

 -マイナスになることは

 遠くに飛ばすためのスイングの方にシフトしていく傾向があるので。それはもちろん人によってはいいし、僕の状態によっても、もちろんいい場合はもちろんありますけど。今はどちらかといえば、どういう打ち方をすれば距離が出やすい、角度が上がっていく方向にフォーカスした方がいいので。中でそっちの方が優先して、打球を見ない方向でやってます。

 -これから打撃で強化したいこと

 打撃は基本的には毎年マイナーチェンジしていってはいるので。その中でいい方に転ぶ時もあれば、悪い方の感覚に進んでいく時もあるので。それは一概にこれだけやってればいいことではなくて。その悪いところも含めて、今年の打撃の感覚だと思うので。それを今年後半で、これから先、悪いところも含めて改善できれば。いいところはいいところで、そのままやっていけばいいですし、その中で見えてくるものがあると思うので。これっていうことではなくて、全部が自分にとっては大事かなと思います。

 -リハビリの現状はと今後は

 今の感覚はだいぶ前回の感覚よりは、前回の手術の感覚よりだいぶ進んでると思うので。右肩上がりではもちろん来てるかなとは思いますけど。その中でもまた1歩下がってまた少し上がっていくっていう段階はこれからの方が。これから先の、手術のプロセスの段階の方がそういうのが多いと思うので、もちろん1回目で慣れてはいますけど、そこは理解しておく必要あるかなとは思います。

 -1歩下がってというのは気持ち的に落ちるのか

 1回目はもちろんありましたね。でも2回目はもうそういうものだと思ってるので、あんまりそう思うことはないかなと思います。