史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング9位。約20億円で移籍もまだまだ? 10代で欧州へ、日本代表のゴールマシーン

AI要約

中村敬斗は、歴代の日本人選手移籍金ランキングで9位に入った。

オーストリアとフランスを経て、若干23歳でスタッド・ランスでプレーしている。

サッカー日本代表でも活躍し、フランスでのさらなる成長が期待されている。

史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング9位。約20億円で移籍もまだまだ? 10代で欧州へ、日本代表のゴールマシーン

 欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で順位ごとに紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。

9位:中村敬斗(なかむら・けいと)

生年月日:2000年7月28日

移籍先:LASK(オーストリア)→スタッド・ランス(フランス)

移籍日:2023年8月10日

移籍金:1200万ユーロ(約19.2億円)

 昨年夏にオーストリアのLASKからフランスのスタッド・ランスに1200万ユーロ(約19.2億円)で移籍した中村敬斗は、歴代の日本人選手移籍金ランキングで9位に入った。

 2019年夏にガンバ大阪からオランダのトゥエンテへ移籍した中村は、オランダ1部リーグで17試合に出場して4得点1アシストを記録した。その後、ベルギーのシント=トロイデンなどでも経験を積んだが、転機となったのは2021年のオーストリアへの移籍だ。LASKのセカンドチームにあたるFCジュニアーズで活躍し、2022/23シーズンにトップチームの一員になると、オーストリア1部リーグで14得点7アシストを記録してスタッド・ランスへ移籍している。

 リーグアン1年目で中村は25試合に出場して4得点1アシストという成績だった。昨年夏に1200万ユーロで移籍したところから、市場価値は900万ユーロ(約14.4億円)に下落しているものの、まだ23歳と若く、スタッド・ランスとしては今後の上昇に期待しているはずだ。実際、昨年夏の時点で中村の市場価値は800万ユーロ(約12.8億円)で、そこから比較すると市場価値は上昇していることになる。

 中村は、サッカー日本代表で驚異的なシュート精度を見せつけており、ここまで10試合に出場して8得点を決めている。フランスでもこれからさらに価値を高めることが期待されている選手だ。