巨人・菅野「勇人さんの本塁打の時に声を出し過ぎてつぶれちゃいました!」12勝目で声ガラガラお立ち台

AI要約

巨人は坂本勇人の一発で中日を2-0で破り、リーグ60勝一番乗りを達成した。

菅野智之が7回1/3を無失点の好投で12勝目を挙げ、試合を引っ張った。

菅野は坂本の活躍について「一振りで仕留められて良かった」とコメントし、ファンを笑わせた。

 ◇セ・リーグ 巨人2―0中日(2024年8月25日 東京D)

 巨人が0―0の無安打で迎えた7回に飛び出した坂本勇人内野手(35)がの一振りで連勝を決めた。わずか2安打でチームはリーグ60勝一番乗り。先発の菅野智之投手(34)は7回1/3を無失点の快投を見せリーグトップの12勝目(2敗)を挙げた。

 6回まで相手先発左腕・大野の前に無安打。あと9人…緊張感が高まる7回だった。先頭のモンテスが中前に安打を放ち、場内から大歓声が沸いた。ここでベンチが動く。モンテスに代走・若林。4番・岡本和は右飛に倒れたが、続く坂本が大野が投じた初球の内角低め直球を迷わずフルスイング。打球はグングンと伸びて左翼席ギリギリに飛び込んだ。

 ベンチ前で坂本の一発をガッツポーズで出迎えた先発の菅野は7回1死を奪ったところでお役御免。高梨がしっかりと無失点で切り抜けると最後は守護神・大勢が締め21セーブ目を挙げた。

 菅野は坂本の次にお立ち台に立ち、ガラガラの声で「勇人さんの本塁打の時に声を出し過ぎてつぶれちゃいました!」と値千金の一発を放った坂本に敬意を示して、本拠ファンの笑いを誘った。

 ▼坂本 菅野も頑張っていたし、一振りで仕留められて良かったです。