新庄ハム ソフトバンクに連勝で勝率5割復帰！ 光った＂レーザービーム＂「これぞ、プロ野球！」
日本ハムがソフトバンクに2試合連続の逆転勝ちを収め、勝率を5割に戻す。
万波中正の活躍やフランミル・レイエス、伏見寅威の勝ち越しソロなど、攻守にわたって躍動する姿を見せる。
エース・伊藤大海が7回6安打1失点と好投し、投打がかみ合って再び勝率5割に復帰する。
日本ハムは7月14日のソフトバンク戦（エスコンフィールド）に3－1と勝利。首位のソフトバンクに2試合連続の逆転勝ちで勝率を再び5割に戻した。
攻守にわたって躍動した姿を見せたのは「2番・右翼」で先発した万波中正だった。1点を追う4回にモイネロからソロを放つと守備でスーパープレーを魅せたのは7回だ。
7回、二死二塁の場面、甲斐拓也の右前打で本塁へ突入した二走の周東佑京を正確なスローイングで本塁で刺した。甲斐のワンバウンドの打球に対し、最速の動きでレーザービームを発動したとあって、本拠地のファンから大歓声が鳴りやまなかった。同プレーに対して小久保監督もすかさずリクエストを行い、リプレー検証を行ったが、判定は覆らずアウト。ひときわ大きい歓声が響いた。仮に1点を返されていれば1点差となっていただけに、ビッグプレーとなった。
球界内でも俊足として知られる周東の足と、万波の強肩とのせめぎあいにはSNS上でも「究極のホコタテ！」「これぞ、プロ野球！」「スローイングが正確」など両選手に称賛の声が多く上がっている。
打線は同点の6回二死から「4番・DH」で先発したフランミル・レイエスが値千金の来日初となる2戦連続の左越え勝ち越しソロをマーク。7回一死二塁からは捕手、伏見寅威が右前適時打で貴重な3点目をあげていた。
投げてはエースの伊藤大海が7回6安打1失点とソフトバンク打線を封じ込め7勝目をマーク。投打がかみあっての快勝劇で再び勝率5割に復帰した。このまま勢いを取り戻せるか。
［文／構成：ココカラネクスト編集部］
